脚を細く美しくする為のコツ

美脚のコツ

モデルの様に細く長い脚は永遠に女性の憧れですよね。

「小さい頃から元々脚が太かったんです」

「ダイエットをしても脚は細くならなくて…」

「脚の形が悪くてO脚なんです…」

何とか、脚を形よく細くしようとしても、脚だけは難しいと思われますよね。

まず、今まで一般的に脚を細くする手段とその結果はどうなるかをお話しますね。

一般的に考えられている脚を細くする方法としては?

ダイエットをして身体全身を細くする方法

一般的にはダイエットをして細くする事が一番手っ取り早く簡単に結果が出そうな気がしますよね。

確かに普段の食事量が多い人は、体格と行動量に見合った摂取量に戻さなければなりませんので、その結果少しづつ体重は減ってくると思います。

けれど、これは食事量の多い人、また体重が極端に多い人には有効ですが、普段の食事量が普通で、体重が普通だと思われる人にはそれ程効果はありません。

またダイエットのみで体重を落とそうとすると、先に筋肉量が落ちてしまい引き締まった様にはなりません。むしろ筋肉量が減ってしまうと、ダイエットを止めた時に脂肪を燃焼しにくい太りやすい体質になってしまいます。

脚を細くすると言われる筋トレ

今や必要な情報はネットで何でも手に入れる事ができる時代です。脚を細くする筋トレ、と入れて検索をかければ山の様に出てくるでしょう。

けれど、ちょっと待ってください。その筋トレはどの筋肉に効かせているのでしょうか?適当に筋トレをしてしまうと、適当にしか身体は出来て行きません。

いつも使っている筋肉、使いやすい筋肉は、常にスタンバイOKモードなのでいつでも使える状態にあります。つまり、筋肉はいつも緊張して張っています。パンパンに張った状態の筋肉をいくらトレーニングしても。より太く丈夫になるだけです。

自分の苦手な弱い筋肉、ボディを支えられていない筋肉に効かせなければ効果が出ない、何も変わらない、むしろより太く短くなっていくという事なのです。

ジョギング、ウォーキング、水泳、エアロなど有酸素運動で細くする

ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は、酸素を取り込みながら体を一定時間以上動かすことで、脂肪を分解していく運動です。今ついている脂肪を効率よく燃焼できるので少しづつでも毎日続けて行けば、効果はあります。身体の脂肪がそぎ落とされ、本来の筋肉の形が見える様になってくるでしょう。

けれど、脚を細くするという事は、脂肪だけの問題ではありません。

脚の骨格と骨を動かす筋肉の問題だからです。

では、どのように脚を動かせば脚は形よく細く引き締まって行くのでしょうか?次の章でご説明します。

脚の使い方を変えて、脚そのものの形を整えて細く引き締まった脚を作りましょう

脚を細く引き締まった、形の良い脚にする為には、脚そのものの形を整える事が一番大切です。

脚そのものの形を整えるとは、つまり脚の動きを骨格の通りに動かす事ができる様になるという事です。

では具体的にどう動かせば良いのかを説明していきますね。

大股で歩きましょう

脚はお尻の付け根、骨盤と大腿骨頭を繋いだ根元から動かさなければ、すぐにお尻の筋肉は硬くなっていきます。

またお尻を根本から使っていかなければ、脚の付け根の前側、鼠蹊部(そけいぶ)と呼ばれる筋肉も硬くなっていきます。

お尻(臀部)の筋肉と股関節のストレッチを行い、縮んでいる筋肉を良く伸ばすようにして動きを良くしてから、いつもより大股で歩くようにしましょう。

脚は膝から真っ直ぐ前に出そう

膝を前に出しているつもりでも。その場で膝を上下にしか、動かしていない人が多いです。身体を横から鏡に写して、その場で足踏みをして見てください。踵(かかと)が体の側面よりも後ろに上がっている場合は膝を後ろに引いているだけで、前に出せていません。

結果、歩行の動きは小さくなり、足先だけでちょこちょこ歩くだけになってしまいます。

体側よりも膝は真っ直ぐ前に出しましょう。

椅子に座った時に余った脚を、膝から内に倒さない!

椅子に座る時の姿勢が、脚の形を悪くしています。

どんな身長の人も低すぎる椅子に座ると、脚が余りますよね。

小さい頃に教えられた正しい椅子に腰かける姿勢とは、膝を閉じて真っ直ぐ前に出す、もしくは女性ならば揃えて横に流すことが美しい姿勢とされていました。

では、実際にやってみてください。

低い椅子に座って膝をくっつけようとすると、膝は内側に引っ張られます。

太ももの前に力が入り、踵(かかと)は内側に倒れようとしますので、親指に倒れまいと力が入ります。親指だけに力を入れて踏ん張るとふくらはぎの外側が張って来ます。そのまま長時間同じ姿勢でいると、そのまま筋肉は硬直していきます。

膝が内側に入るとお尻の筋肉も前に引っ張られ硬直していきます。

真っ直ぐな脚になる筈がありませんよね。

椅子に座った時には余った脚は膝から外側に倒します。

足首も土踏まずを上にして、両外側に寝かす様に倒します。

親指を宙に浮かして、楽に力を抜く事でふくらはぎの外側の張りが緩和されます。

お仕事中にこんな姿勢は取れませんか?

では、お家に帰ってから、この姿勢で身体を楽にリラックスさせてあげてくださいね。美しいポーズでも、同じ姿勢を取り続ければ、それは脚の形を悪くする原因になります。

足首を柔らかくして置きましょう

足首、つまり踵(かかと)は身体のバランスを取る為の大事な土台です。

人の身体には土台となる屋台骨の役目になる骨が、いくつか在ります。

  • 上半身を支える骨盤
  • 頭を支える頸椎
  • 頸椎の土台の肩甲骨
  • 身体の真ん中を貫く背骨
  • 左右の身体のバランスを司る肋骨
  • それらをつなぐ鎖骨
  • 身体の重心の位置を決める尾骶骨

・・・等々です。

そして、それら全部に筋肉というゴムをまとって、最後に足の裏に乗っかって来る訳です。

どうですか?大切でしょう?

では、この踵(かかと)がねじれていたり。

斜めになっていたり。

内側に倒れていたりしたら・・・ボディはどうなるでしょうか?

当然、傾きますよね。

踵(かかと)も良く回したり、伸ばしたりして柔軟性を高めて置きましょう。

それも機能的な脚を作る為に必要な事なのです。

脚を細く美しくする為には膝の向きを変えましょう

如何でしたか?

細く美しい脚は、骨の関節の動き通りに動かせなければ、作る事が出来ません。

こういえば難しく思えますが、言い換えれば、脚の使う向きや方向さえ合わせられれば機能的に効率よく動くようになり、余計な筋肉に負荷をかけて太くなることも無く、細く真っ直ぐな脚になるという事なのです。

脚も自分自身の一部です。

よく鏡に写して観察してみて。

自分がどのように動かしているかを観察してみられてくださいね。

そうすれば、脚の美しい人がどのように動かしているのかと比べて、自分のどこが使えていないのかが見えてくると思いますよ!

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