脚を細く美しくしたい!
色々な脚の形がありますが。「細ければどんな形でもいい・・・」という事ではありませんよね。
真っ直ぐで、長くて、すべすべで、透明感溢れる、そんな脚になりたいと思われませんか。
「なりたいけど、すごくハードなトレーニングが必要なのでしょう?」
「私ずっと脚は太いままなんです。母も同じ姿勢なので遺伝なんです。」
…と思われるかも知れませんが、そんな脚を作るのは、実はそんなに難しい事ではないのです。
そして、それに必要な事はダイエットでも筋トレでも有酸素運動でもありませんし、努力や根性が足らない訳でもありません。
足の使う向きを変える、筋肉の使うバランスを変える事。
ただそれだけの事なのです。
この章では皆さんが想像する美しい脚を作る為のファーストステップ、脚の形状とストレッチで周辺の筋肉を柔らかくほぐして置く事を説明していきます。
皆さんが思われる美脚と言われる脚の形は、真っ直ぐ地面についている脚の形でしょうか。
では逆に、真っ直ぐでない脚とは、どういう形になっているのかを次の章で説明します。
真っ直ぐでない脚の形の骨はどうなっている?
真っ直ぐでない脚の形にはO脚、X脚がありますが、今日は膝が内側に倒れている場合のX脚と言われる形について説明します。
ではここからは脚=足に言い換えて、足の骨がどの様になっているのかお話しますね。
上体を支える骨盤と足の骨(大腿骨)は、大腿骨頭の部分でつながって、重力に引っ張られ真下に落ちて行きます。
長い脚を曲げて座る様に膝関節があり、そこから脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)に分かれて踵骨腱(アキレス腱)に乗って行きます。
この形が地面に垂直になっていれば真っ直ぐに見えるわけです。では、X脚はどのようになっているか説明します。
真っ直ぐな足とX脚の違いは、大腿骨頭と骨盤の接点の向きなのです。
膝が内側に引っ張られていると、骨盤とつながっている大腿骨頭の接点が前に傾き大転子も前に引っ張られます。
骨盤は上からの体重を真下で受け止め切れないので安定せず、骨盤ごと前に傾きます。
膝を内側に倒して体の重さを緩和しようとすると、膝が内側に倒れます。膝から下と地面までの隙間が狭くなるので、足首が内側に倒れて行きます。
足首が内側に倒れると、足の裏のアーチが押し潰され、親指で全身の体重を親指で支える様になります。
親指で支える様になると、腓骨が親指に引っ張られに外側から内側へ、そのまま足首の内側に向かって倒れて行きます。
足の甲を伝って親指の上に全体重が載って行きます。
親指で身体全体を支える為に、親指が耐え切れず、よじれて少しづつ外反母趾になっていきます。
反対の小指側が浮きますが、少しづつ小指側も重力に負けて真下に落ちていきます。足の甲が極端に湾曲して盛り上がります。
X脚の特徴としましては。
反り腰(骨盤が前に傾いている)
お尻が開いていて大きい
太ももの前側が張っていて太い
膝の外側、内側の筋肉が痛い
膝から下は細い
足の裏のアーチが潰れている(偏平足)
外反母趾
腰痛がある
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